電磁気学

自動車と言う乗り物は、エンジンを動力源として、機械的にその動力をタイヤに伝え、ハンドルを操作することによって運転することができる乗り物ですから、あまり電磁気力とは関係がなかったように思われがちです。しかし、実は自動車と言う乗り物は、その発明当時から、正しくはガソリンエンジンが自動車の動力源となった時から、電磁気力と深い関係がある乗り物なのです。
自動車の多くはガソリンエンジンかディーゼルエンジンですが、そのどちらもバッテリーを積んでいます。ハイブリッド車が出現するはるか以前から、バッテリーは自動車にとって必要なものでした。なぜならば、ガソリンエンジンにおいては、エンジンのシリンダー内で圧縮された空気とガソリンの混合気体を点火するために、スパークプラグと言う部品が必要になりますが、このスパークプラグを点火させるためには電気が必要なのです。ディーゼルエンジンは、本来は電気を必要としないエンジンですが、最近は電子制御が一般的になってきたので、やはり電気は必要です。これらエンジンに必要な電気は、エンジンの回転力の一部を用いて発電機を回して発電し、出来た電気は一旦バッテリーに蓄電し、必要に応じてスパークプラグに供給される仕組みになっているのです。この、発電機を回して発電するのは、電磁気学の所産である電磁気力の原理を応用しています。
現在ではライトやカーナビ、エアコンなど、その他にも沢山電装品がついていますが、これらのに供給される電力も、元をたどると、発電機で発電された電気を使用しているのです。そして、ハイブリッド車等は、モーターを使いますから、電磁気力の原理が応用されているのです。

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